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2016.06.30

梅雨の最中

夏を待つひととき

いつものようにやってきました、向島百花園。入口に立っただけでは気がつかないが、園内のレイアウトはずいぶん変わってしまった。若干の戸惑いを覚えつつ少し新鮮な気分で散策する。「江戸町人の目線」(と、勝手に思っているのだが)だけは変わっていない。これぞ、向島百花園。花が咲いていなくても、絵になりそうな構図を見つけて楽しむことができると思う。その割に、参考にならない画像を貼ってしまったかも・・・。

この日は、トンボを多く見かけた(ウスバキトンボ?)。人慣れ(?)してしまったのか近寄っても逃げない。「落ち着きのない先ほどのアゲハ蝶とは大違いだわぃ#」と、気を良くして心置きなくデジカメのシャッターを押し続けた。というのも、警戒心の強いアゲハ蝶のシャッターチャンスが直前にあったのだが、カメラを構えたところで高みに飛んで逃してしまったばかり。ヘコんでいた自分にとって、思いがけないチャンスにも映ったのである。っていうか、デジカメのピントがなかなか揃わない。焦る。これ以上近づくと逃げられそうだし、蝶の二の舞はごめん被りたい。一定の距離から何度もデジカメを弄ってみるのだった。っていうか、昆虫相手にどれだけムキになっているのだろうか。う〜む、今日のところはこれくらいにしておこう・・・。

6月も今日で終わり。まだまだ梅雨のど真ん中。開花するタイミングをうかがっている桔梗の蕾の上で羽を休めるトンボの姿に、盛夏を待ちわびる気配を読むのであった。