2016.03.24 制作の小部屋
どの枝も先端が三つに分岐
その名も「みつまた」なのです!
またまた向島百花園ネタです。開花する前の状態がこれ(下の画像)。なにやらつぼみが重そうに枝の先端にぶら下がっていますが、これが上の画像のように黄色い花を咲かせるんですね。前から気になっていた木だったので、開花に巡り会えてちょっと嬉しかったです。
ウィキペディアによると、みつまたの樹皮はコウゾと混ぜて和紙の原料としても用いられるそうな。明治以来、日本の紙幣にも使われているのだそうです。…お札になるのかぁ。
しかし、枝の分かれ方が面白い。枝の先端から三角錐の辺を描くように分岐するんですね。和紙の原料というのは意外ですが、観る者に想像力を喚起させる自然の“かたち”…。いずれは何かに利用されるという宿命を負っていたのかもしれませんね。